できれば無利息でお金を借りたい!おすすめカードローンってあるの?
今月は飲み会や結婚式でいろいろとお金を使うことが多くて、もうピンチ!
という場合、カードローンでなんとかしのぎたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかしその場合、どうしても返済のときに利息も払わないといけないからなんとなく躊躇してしまうということもあるのではないでしょうか?
できれば無利息でお金を借りたいと思うのは自然ですよね。
では無利息でお金を借りる事なんて実際には出来るのでしょうか?
実は無利息サービスを行っているカードローンが存在しているのです!
今回はカードローンでの無利息サービスについて調べてみました。お金を借りたいけど利息は払いたくない…という方、是非ご参考になさってみてください。
条件さえクリアすれば…無利息のカードローンは存在します!
ネットで「無利息 借り入れ」などで検索をかけたことはありますか?
検索結果を見ると、複数の業者が無利息サービスを行っているのを見つけることができます。
では無利息サービスとはいったいどのようなものなのでしょうか?
誰でも無利息で借りられるの?条件があるならしりたい!
無利息のサービスを行っている金融業者は複数あります。
どれも同じ無利息サービスに見えますが実は少しずつ条件が異なっているのです。
いくつか具体的なものを見ていきましょう。
金融業者名 | 無利息期間 | 条件 |
---|---|---|
アコム | 契約日の翌日から30日間 | ・初めての利用 ・返済期日35日ごとで契約 |
アイフル | 契約日の翌日から30日間 (30日以内に完済し、再度利用した場合も期間内なら無利息) |
・初めての利用 |
SMFGグループの SMBCコンシューマー ファイナンス(プロミス) |
初回出金の翌日から30日間 (30日以内に完済し、再度利用した場合も期間内なら無利息) |
・初めての利用 ・Web明細とメールアドレスを登録する事 |
ノーローン | 借入日の翌日から7日間 (2回目以降は完済日の翌月から利用可能) |
・何度でも利用可能 |
新生銀行カードローン レイク | 【限度額に関わらず】 初回契約日の翌日から30日間 【うち5万円まで】 初回契約日の翌日から180日間 |
・初めての利用 ・限度額により日数が異なります ・5万円まで無利息180日は限度額1~200万円の人限定 |
こうしてみると、一口に無利息といっても様々な条件やサービスがあることが分かります。
ではどうして金融業者はこのような無利息サービスを行っているのでしょうか。
無利息サービスの最大の目的は新規獲得と他社との差別化?
様々な金融業者が無利息サービスを提供していますが、それにはいくつかの狙いがあると言われています。
- 新規顧客の取り込み
- 完済しきれない場合の利息
- 再度利用してくれることへの期待
無利息サービスの特徴をよく見てみると多くの金融業者で条件に「初めて利用する場合」と限定しているケースがあります。
これは、お金を借りたいけど利息が…と今まで躊躇していた方を取り込むためのサービスだということにもなります。
無利息ならちょっと試してみようかなと、今までカードローンやキャッシングに縁がなかった人が利用を検討するケースが増えているのです。
また、実際に初めて利用する場合に、そのまま全額を返済できる方もいれば、返済ができない方もいます。
完済できない場合、無利息期間の翌日からは通常の金利が加算されますので、その分業者側には利益となるのです。
そして、一度完済した方も、解約せずにそのままにしておき、またもし何かあった時に再度利用する可能性もあります。
別の業者に申し込むということも否定はできませんが、申し込んで審査を待って契約するより簡単に利用できますから、そのまま使い続けてくれるケースも結構あるようです。
無利息というと、企業側には全くメリットが無いように感じますが、実はこのような利点を見越したサービスを提供しているのです。
ちょっと待って!無利息で借り入れは本当にお得なの?
無利息キャンペーンを実施していると聞けば、大変お得に感じますよね。
それならちょっと借り入れしてみようかなと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ちょっと待ってください。
アナタが借り入れしたい条件の場合、本当に無利息での借り入れを利用したらお得になりますか?
無利息サービスばかりに気をとられると…お得じゃないケースもある?
無利息でお金が借りられるんだからそれが一番お得に決まっているじゃないか!と思いますよね。
もちろん、無利息期間中にお金を借りて、その分全額返済することが出来れば、利息を1円も払わないことになるので、大変お得なサービスです。
しかし、大きな金額を借入したりして、無利息期間中に返済が完了しなかったら、実はお得じゃなかったなんていうケースも実際には存在します。
まず、忘れないでいただきたいことは、無利息期間中に返済がすべて出来なかった場合、期間を終えると金利がかかるということです。
無利息期間が30日なら、31日目から金利がかかるようになります。
この金利は金融業者側に定められた金利で各業者によって異なります。
沢山金利が取られるんじゃないかな?と心配している方もいらっしゃるかもしれませんが、上限金利はきちんと定められており、最大でも年率20%となっているので安心してください。
しかし、この金利というのが曲者で、場合によっては無利息サービスを使わない金融業者の方がお得になるケースもあるのです。
長期で借り入れをするなら!無利息よりも金利で決めた方が良い?
金利は法定の範囲内であれば金融業者が自ら決めることができます。
つまり、同じ50万円を借入したとしても、A社は金利18%、B社は金利15%なんていうこともあるのです。そうなると単純に見ればB社の方が最終的な返済額が安く抑えられます。
では、ここに無利息期間が絡んでくるとどうなるのでしょうか。
それでは具体的な例を見て検証してみましょう。(総返済額は目安です。実際とは異なる場合もあります。)
【条件】
借入額:50万円
※返済金額は毎月定額で2万・4万円・5万円として計算
(最終月のみ端数残金を返済)
※無利息期間は借入日翌日から30日と計算
※無利息期間をフルで活用
金利 | 無利息期間 | 月2万円返済時の 総返済額 |
月4万円返済時の 総返済額 |
月5万円返済時の 総返済額 |
|
---|---|---|---|---|---|
A社 | 18.0% | 30日間 | 619,489円 | 548,754円 | 537,104円 |
B社 | 15.0% | 30日間 | 594,247円 | 549,771円 | 530,435円 |
C社 | 12.0% | 30日間 | 571,619円 | 531,145円 | 523,965円 |
D社 | 12.0% | なし | 578,229円 | 536,833円 | 529,487円 |
E社 | 8.0% | なし | 548,787円 | 523,809円 | 519,204円 |
こうしてみると、50万円を借入し、一定金額をコンスタントに返済する場合は、金利が低い方が無利息期間が無くてもお得だということが分かります。
12%の金利で無利息キャンペーンが無くても2万円・4万円・5万円どの返済パターンでも無利息期間のある15%以上の金利よりも最終返済金額が安く抑えられるのです。
つまり、長期的に借り入れをするのであれば、無利息キャンペーンのうまみはあまりなくなるので、より金利が低い所選んだ方が良いということになりますね。
お金を借りたいと思って、金融業者を探すときに、単純に無利息キャンペーンだけで選ぶのではなく、様々な条件を考えて選ぶことが大切です。
ずっと無利息で借りたい!無利息カードローンをハシゴできる?
お金を借りるときにできればずっと無利息で借りられたら一番いいですよね。
しかし、実際には無利息キャンペーンの期間というのは期限があります。
この期限を超えてしまえば金利がかかるのは避けようもない事実なのです。
無利息サービスをしている金融業者を渡り歩けるの?
ここで、このような事を考えた方いらっしゃいませんか?
「無利息のサービスを行っている金融業者は複数あるのだから、まず1社無利息で借りて、その返済に別の無利息の業者を借りて、またその業者の返済には無利息の別の業者から借りて…こうすれば、けっこう長期間無利息で借りられるかも!」
例えば今回ご紹介している金融業者でこのような流れを仮定してみましょう。
2.7日経過する前にアコムで契約し、即日借り入れてノーローンの分を完済
3.30日経過する前にアイフルで契約し、即日借り入れてアコムの分を完済
4.30日経過する前にプロミスで契約し、即日借り入れてアイフルの分を完済
5.30日経過する前に新生銀行カードローン レイクで契約し、即日借り入れてプロミス分を完済
6.30日経過する前に再びノーローンで借り入れて新生銀行カードローン レイク分を完済
※すべてのローンで無利息期間が適用されると仮定しています
実際にこの流れがすべて出来たと考えれば全部で134日分無利息で借り入れできるという計算になります。
果たしてこのような事は実際に行えるのでしょうか?
現実問題として考えると重複しての借り入れはおすすめできません!
無利息の所を利用して、借りては返しを繰り返していると、けっこう長期間無利息で借り入れできるんじゃないかな?と期待されている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現実問題として考えると、先ほどの方法はほぼできないと考えてよいでしょう。
また、万が一実行できるとしてもこのような方法はとらないことをおすすめします。
どうして、現実的な方法ではないのでしょうか。
それには以下の理由が挙げられます。
- 新規の業者に借り入れをする時は審査を受ける必要がある
- 信用情報機関の履歴をチェックされると審査に通らない可能性がある
- 申し込み履歴が残るため申し込みブラック状態になるおそれがある
私たちが金融業者からお金を借りようとしたら、まず申し込みをして、審査を受ける必要があります。
各金融機関が独自で審査をしているのですが、一定の基準が存在しているのです。
この基準というのが「信用情報機関」に登録されている申込者のクレジットヒストリーです。
クレジットヒストリーとはあなたが今まで払ってきたローンの返済状況、クレジットカードやカードローンの申し込み状況、金融事故状況などです。
つまり、1カ月未満などの短期間で複数の業者に申し込みをしている場合、「申込者の経済状況はよほどひどいのか」などの不信感を与えてしまうことになりかねないのです。
一般に同時期に3社以上の申し込みをすると、審査に通る確率が著しく下がると言います。
そのため、このような手段は現実的ではないと言えるのです。
無利息期間のあるおすすめカードローンを3社ご紹介します!
無利息期間のある金融業者をいくつかあげましたが、ここでもう少し詳しくご紹介していきましょう。
無利息だけじゃない!サービスいっぱいのカードローンとは?
先ほどご紹介した5つの中から、無利息以外のサービスも豊富な3社をご紹介します。
- アコム株式会社
ネットを利用して申し込みをすると時間帯によっては即日融資も可能です。
限度額 | 1~800万円まで |
---|---|
金 利 | 3.0~18.0% |
無人契約機に行けば、その日にカード発行が可能ですカードローンつきクレジットカードのサービスもあります。
【こちらも参考に】
アコムで安心の借り入れ!お金を借りたいなら計画的な利用を心がけて
- SMFGグループのSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)
30日間の無利息キャンペーンに加え、申し込みから返済までのすべてがWeb上で行えるWeb完結というサービスも実施しています。
限度額 | 500万円まで |
---|---|
金 利 | 4.5~17.8% |
Webで手続きをすると、時間帯によっては即日融資に対応してくれます。また、申し込み時にWeb完結を選択するとカードレスでの利用も可能です。
【こちらも参考に】
安全に借りたいならプロミス!有名カードローンならではの魅力とは
- 新生パーソナルローン株式会社
新生銀行グループの消費者金融【ノーローン】です。女性専用ダイヤルもあります。
限度額 | 1~300万円まで |
---|---|
金 利 | 4.9~18.0% |
ノーローンポイントサービスに登録すれば返済ごとの支払利息に応じて楽天スーパーポイントなどのポイントが貯まります。
無利息にだけとらわれず返済プランをきちんと考えよう!
一口に無利息で借り入れができると言っても、各社それぞれに特徴があるのがお分かりいただけたのではないでしょうか。
給料日まであと5日だけどどうしてもお金が足りないからその分だけ借り入れたい!など早めに完済するめどが立っている場合、無利息は大変活用できるサービスといえます。
しかし、単に無利息だからここで借りようと安易に決めずに、最終的な返済金額や、そのほかのサービス内容な相対的にみて判断する必要があるのです。
また、無利息とはいいますが、カードローンやキャッシングは借金に変わりありません。
返済計画をきちんと立て、ご自分の無理のない範囲での利用をすることが大切です。

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