保険でお金が借りれる!?契約者貸付制度なら低金利であるとき返済!
人生には想定外の出来事でお金が必要になることが多々あります。お金を借りるとなると銀行などの金融機関や消費者金融などのノンバンク系が思い浮かびますが、いずれも金利が高く躊躇してしまいます。
しかし、実は金融機関のフリーローンなどと比べると大変低金利で借入できるものがあることをご存知ですか。
実は生命保険や養老保険、学資保険などに加入していればお金を借りる方ことができるのです。それが知る人ぞ知る「契約者貸付制度」です。
保険に加入していてもこの制度を知らないという人が少なくありません。せっかく毎月お金を払って保険に加入しているのに知らないのはもったいです。
案外知られていない!生命保険の契約者貸付制度とは?
契約者貸付制度とは聞きなれない言葉ですが、どのような制度なのでしょうか。
契約者貸付制度とは生命保険の解約払戻金を担保に生命保険会社からお金を借りることのできる制度です。
生命保険、学資保険、養老保険など貯蓄性の高い、払戻金のある保険に加入している場合にはこの契約者貸付制度を利用できる可能性は高いです。
加入している保険に契約者貸付制度があるかどうかはHPなどをチェックすればすぐにわかります。
契約者貸付制度について詳しくみていきましょう・
契約者貸付制度の低い金利と柔軟な返済!申込もとても簡単!
加入している保険の解約払戻金を担保に借入できるということはわかりましたが、一体どれくらいの金利でいくらぐらい借りることができるのでしょうか。
金利
まず気になるのが貸付利率です。
貸付利率が加入している保険会社によって異なりますが、2.5%~3.0%というところが多いと思います。利率は契約した時期によって異なります。下記の表を見るとおおよそ利率の推移がわかります。利率は保険会社によって異なります。
契約年 | 利率 |
---|---|
平成6年 | 5.75% |
平成8年 | 3.75% |
平成11年 | 3.0% |
平成13年 | 2.75% |
平成16年 | 2.5% |
平成25年~ | 2.15% |
銀行カードローンの金利が14%~15%ということを考えると、圧倒的な低金利でお金が借りられるということになります。
限度額
この契約者貸付を利用した場合、最大でいくらぐらい借入することができるのでしょうか。これは解約払戻金の金額によります。
一般的に払戻金の70%~90%の範囲で借入できます。
例えば払戻金が200万円の場合は、140万円~180万円までとなります。これも保険会社によって異なります。
長く保険に加入している方が払戻金が多いですから、借入できる金額も多くなります。自分の利用可能額はインターネットや電話などで確認することができます。
申込方法
契約者貸付制度の利用を希望する場合、申込方法はいくつかあります。
ホームページや電話による自動取引、コールセンターを利用して申し込みができます。
申込から実際に融資を受けるまでの時間は保険会社によりますが、約3日~1週間です。
申込の流れ
↓
保険会社が手続きのための書類を郵送
↓
「契約者貸付申込書」やそのほかの必要書類を送付
↓
貸付金の振込(専用ATMカードを使っての引き出すことも可能)
※必要書類は保険会社によりますが、貸付申込書の他、保険証書、印鑑、本人確認書類が必要になることもあります。
返済方法
貸付金の返済方法ですが、原則いつまでに返済しなければならないということはありません。一般的なローン商品のように毎月決まった金額を返済しなくてもいいのです。
返済は一括返済、一部返済、利息のみの返済があります。返済はインターネットバンキングやATM返済、窓口で行うことができます。
契約者貸付制度にはデメリットや注意点も!
ここまで契約者貸付制度の基本的な仕組みについて理解してもらえたと思います。契約者貸付制度にはメリットが多くあります。
- カードローンなどに比べて金利が低い
- 審査がないので簡単に借入できる
- 自分のペースで返済できる
カードローンなどと比較すると圧倒的に金利が低いという話はしましたが、審査がないというのも一般的なローン商品では考えられないことです。
また返済に追われることなく、余裕のある時に自分のペースで返せるというのも、収入の低い人や教育費や医療費などで経済的に余裕がない人にはありがたいと思います。
しかし、もちろん契約者貸付制度にはメリットだけではなく、デメリットもあります。デメリットも理解したうえで制度を利用することが大切です。
貸付金は複利が適応されるため返済額が増える
つまり100万円借りて金利が2%の場合、1年間返済しないと元金は102万円となってしまい、翌年はそこに利息が加算されます。
借り過ぎると保険が失効するリスクも
借入限度額の範囲は解約払戻金の70%~90%という話をしましたが、その範囲を超えて借入をし返済がなされないと保険が失効になったり、解約されたりする恐れがあります。
契約時期によっては金利が高い
契約時によって予定利率が異なるということですが、例えば平成6年以前に契約した場合、利率は5%以上と高金利になってしまいます。
予定利率が高い商品は払戻金が多くなりお得ですが、その分貸付制度を利用すると金利が高くなり返済の負担が増えるというデメリットもあります。
祝い金や生存給付金などから返済額を差し引かれる
加入している保険にもよりますが、祝い金や給付金などがある場合にはそこから返済額を差し引かれてしまいます。
祝い金や給付金をあてにしていたのに半分しか支払われないなどということになりかねませんので注意が必要です。
もちろん満期まで返済が残っていた場合には貸付金額と利息分を満期払戻金や死亡保険金、解約払戻金から差し引かれることは言うまでもありません。
契約者貸付制度はあくまでも一時的な借入にとどめるのがベター
契約者貸付制度にはメリットもデメリットもあり、どちらも理解したうえで一時的に借入するのがベストだと思います。
せっかく貯蓄性のある保険に加入していても、将来もらうはずのお金を今使ってしまっては保険の意味をなしません。
低金利で審査なしという点ではいざというときに頼りになる存在ですが、結局は自分のお金を使っていることに過ぎないということも忘れてはいけません。
返済を自分のペースで行うということは、きちんと返済計画を立てないとだらだらと返済を続け、満期までに返済できないということにもなりかねません。とくに予定利率が高い時期に契約した保険の場合、返済できないと大変損をすることになります。
そのような点も踏まえたうえで賢く利用したいのが契約者貸付制度です。現在保険に加入している方で、お金を借りたいという人は契約者貸付を利用できるかどうか確認しましょう。

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